野上裕章さんによるひとり語りと、紋のお料理による舌鼓の会のお知らせです。
9月特別講演
『ひとり語りと舌鼓の夕べ』
① 9月2日(金)
② 9月3日(土)
両日とも
・お一人様15,000円(税込)
・30名様限定
※語りべ観覧・会席料理・お飲み物(ビール、日本酒、ソフトドリンク)込
18:00 開場
18:30 開演
19:30〜21:00 御食事
※お申し込みの締切は、6月19日(日)とさせていただきます。
※9/2(金)のご予約受付は終了いたしました。
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9月2日(金)のひとり語り
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泉鏡花作『天守物語』
播磨国、白鷺城。
その天守の五重には聖なる力を持つ獅子頭が置かれている。
そしてその獅子に見守られながら、
妖かしの美女・富姫とその侍女たちが生を得ていた。
そこへ富姫の妹分・亀姫が遊びに訪れる。
手鞠遊びなどを楽しみつつ、
別れ際に富姫は土産として
城主秘蔵の白鷹を亀姫に与えるのだった。
ところが、その白鷹を探しに、鷹匠侍・図書之助が、
百年来、人間の訪れたことのない天守五重へとやって来る。
そして・・・・
野上さんの代表作品となるこの『天守物語』。
演じる場所、人に応じて、
いつも魅せ場を変えると言います。
さて、今回の紋では、愛の深さか、
あるいは魔界の妖しさか。
そんな野上さんの気分を想像してみるもの、
この「ひとり語りと舌鼓の夕べ」の
面白さかもしれません。
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9月3日(土)のひとり語り
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泉鏡花作『海神別荘』
時は大正。
貧しい漁師には世にも稀なる美しい娘がいた。
漁師はその娘を海へ捧げる代わりに、
海の財宝を得たいと願う。
それを知った海神の世継ぎである公子は、
その娘と引き替えに、
金銀財宝を漁師に与えるのだった。
娘は海に流され、海底の宮殿へと送られるのだが、
そこで娘を待っていたのは・・・・
ここ「紋」では初お目見えとなる『海神別荘』。
浅野川の水面を眺めながら、
実はその底には別の世界があるのかもしれない…。
そんな眼でご覧になるのも趣です。
私達も楽しみなこの演目。
さて、公子と娘はどんなお顔を
魅せてくれるのでしょうか。
どうぞみなさま、お楽しみに!
両日とも30名様限定。
お申し込みの締切は8/28(日)となっております。