お便り

フレンチ×和食 1日限定オープン 『La 紋』

1日限定オープン
『La 紋』
7月8日(土)
開演19時


和食紋がお贈りするセッションディナー第二弾は、フレンチとの響宴です。今回は金沢のアレジィからオーナーシェフである野村みつる氏をセッションパートナーとしてお迎えいたします。野村シェフはフランスにおいて、パリのレストランだけではなく、ドイツ国境近くのアルザスの三つ星レストランでも修行。繊細なフレンチだけではなく、郷土の豪快さも取り込み、上質な野村流を作り上げました。そんなシェフが、紋の世界に共感くださったことで今回の饗宴が実現。アレジィと紋、石川の旬を見極める料理人が織りなす、たった一日限りのディナーをお楽しみください。和の器に盛り付けるフレンチ。こちらも新しい刺激ですよ。

ようこそ、『La 紋』へ。
さぁ、どうぞ (allez-y!)。

おひとり様20,000円(税別)
お飲みもの付き
スパークリングワイン
白ワイン、赤ワイン

30名様限定

ご予約、お問い合わせは
かなざわ紋 076-234-0153
までお気軽にお電話くださいませ。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。

4月新春特別公演 『野上裕章 ひとり語りとお茶の会』

野上裕章さんによるひとり語りと、お茶の会のお知らせです。

4月新春特別講演
野上裕章さんのひとり語りとお茶の会

『鏡花万華鏡』

4月23日(日)

両日とも
・お一人様3,000円(税込)
・30名様限定

13時開場
13時30分開演
14時30分終演

※お申し込みの締切は、4月21日(金)とさせていただきます。

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7色の声を駆使したひとり語り演者の野上 裕章(のがみ ひろあき)さん。
泉鏡花の「天守物語」を代表作とし、戯曲の登場人物の心を声で使い分けるひとり舞台は圧巻です。
私達のお店、かなざわ 紋では、定期的に公演いただいていて、毎回大変ご好評をいただいています。

今回の演目は「鏡花万華鏡。
金沢で生まれた泉鏡花の作品から、初夏を舞台にしたものを筆頭に、
さまざまな作品の名場面をコラージュした内容となります。
まさに、鏡花作品の戯曲の美味しいところを集めた万華鏡。
とにかく鏡花作品の日本語の美しさ、そして野上さんの語りは天下一品。
毎回お勉強させていただいている気持ちです。
皆さまもそんな名台詞、名文を、ぜひ野上裕章さんの七色の声でお楽しみください。


今回の万華鏡作品一例

龍潭譚(1896年)

美しい毒虫に刺されて醜い顔になった幼児千里。道に迷い、探しに来た姉からも人違いをされる。姉を追いかけ、気を失った千里は山奥の谷で助けられ、美しい女に添臥(そいぶし)される…

湯島詣(1899年)

貧窮の内に育って自由を欲する秀才神月梓と芸妓蝶吉との運命的な恋は長くは続かず、世を儚んだ彼らの行き着く先は…

夜叉ヶ池(1913年)

村娘の百合と結婚し、古い鐘撞堂で暮らしていた萩原。近くの夜叉ヶ池に住む龍神様の怒りを鎮めるため日に三度鐘を撞かねばならないので、その役目を先代の堂守から引き継いだのだという…

どうぞみなさま、お楽しみに!

野上裕章さんのご紹介はこちらから。http://utsuwa.co/news/13995/


お申し込みは、かなざ 紋まで。
〒920-0901 石川県金沢市彦三町1丁目9‐12 電話/076-234-0153
お問い合わせ対応時間/12:00〜24:00(不定休)

秋のお料理、撮影いたしました。

紋の1周年に大勢の方に御祝いにお越しいただき、ありがとうございました。
皆さまのおかげで、また紋に艶が出て参りました。
この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。

さて、朝夜、急に冷え込んで参りました。
そんな秋のお料理を撮影してみましたので、
どうぞご覧ください。

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<八寸>
胡桃カステラ、サーモンポテト、牛巻き海老、牛フィレロース煮、だだ茶豆昆布押し、無花果田楽、茄子・穴子・サラダ。
佐賀・岡本作礼さんの小皿にのせました。たまりません…

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<前菜>
上から時計回りに。
百合根饅頭、菊花菊菜飴わさびの小鉢(北海道工・藤和彦さんの白樺小鉢)。
鯖小袖ずし、新生姜ガリの角皿(志野骨董)、
絹かつぎ芋、銀杏松葉打ちの輪花皿(天草・余宮隆さんの鉄釉輪花小皿)。
お盆は私たちグループのオリジナルです。

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<進肴>
菊花釜三種…青菜と軸松茸煮浸し、揚舞茸みぞれ和え、イクラの醬油漬け。
こちらも辻村塊さんの器。切り株のようなお皿が粉引に。食材、そして土。
地球からの頂き物を、料理人、そして陶芸家が手を加えることで、こんな景色になるのですね。

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<焼き物>
ぐじ松笠揚、鱧豊年揚、焼松茸、能登栗、甘唐辛子、酢立。
なごり、旬、走りを、奈良・辻村塊さんの木の葉皿に盛らせていただきました。
このお皿は、塊さんの工房、というか山にある朴葉を元にお作りになったそうで、まさに自然そのものです。

さて、撮影が終わりましたので…

かなざわ紋 一周年パーティのご案内

店内まで聞こえて来る、鈴虫たちの大合唱。
先日お客様に「CDみたいだね!」と言われて、確かになぁと納得しました。
関東で聞いていた虫の音より、大音量です。
そんな虫の音を聴きながら、一階の窓際のお席で飲むお酒の美味しいこと。
きっと素敵な夜のひとときをお過ごしいただけます。
卯辰山から昇るお月様を眺めながら、虫の音を聴きつつ、
シャンパンをゴクリ。なんていう秋の夜長の過ごし方なんて
いかがでしょうか?

さて。

来る10月6日〜9日まで「かなざわ紋 一周年パーティ」を行います。
和食では「御祝御前」として、通常のお料理とは違った
特別なお料理をご用意いたします。
もちろんバーのご予約も心よりお待ちいたしておりますよ。
思い返してみれば、あっという間にもうすぐ一年。
いろんなことがありましたが、皆様の優しさのおかげで、
一周年を迎えることができそうです。
万障お繰り合わせの上、どうぞご来店くださいませ。
皆様からのご予約を心よりお待ち致しております。

浦地思久理さんによるわたくしの顔絵カードをご用意してお待ちしております。
眠れない夜は枕元に置くか、枕の下に置いて
いただけましたら、安らかに眠れること、必至でございます。
よろしくおたのもす!(使えるようになった金沢弁の一つです(^ー゜))

前田 一寿妓

9月特別公演 『ひとり語りと舌鼓の夕べ』

野上裕章さんによるひとり語りと、紋のお料理による舌鼓の会のお知らせです。

9月特別講演
『ひとり語りと舌鼓の夕べ』

① 9月2日(金)
② 9月3日(土)

両日とも
・お一人様15,000円(税込)
・30名様限定
※語りべ観覧・会席料理・お飲み物(ビール、日本酒、ソフトドリンク)込

18:00 開場
18:30 開演
19:30〜21:00 御食事

※お申し込みの締切は、6月19日(日)とさせていただきます。
※9/2(金)のご予約受付は終了いたしました。

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9月2日(金)のひとり語り
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泉鏡花作『天守物語』

播磨国、白鷺城。
その天守の五重には聖なる力を持つ獅子頭が置かれている。
そしてその獅子に見守られながら、
妖かしの美女・富姫とその侍女たちが生を得ていた。
そこへ富姫の妹分・亀姫が遊びに訪れる。
手鞠遊びなどを楽しみつつ、
別れ際に富姫は土産として
城主秘蔵の白鷹を亀姫に与えるのだった。
ところが、その白鷹を探しに、鷹匠侍・図書之助が、
百年来、人間の訪れたことのない天守五重へとやって来る。
そして・・・・

野上さんの代表作品となるこの『天守物語』。
演じる場所、人に応じて、
いつも魅せ場を変えると言います。
さて、今回の紋では、愛の深さか、
あるいは魔界の妖しさか。
そんな野上さんの気分を想像してみるもの、
この「ひとり語りと舌鼓の夕べ」の
面白さかもしれません。

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9月3日(土)のひとり語り
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泉鏡花作『海神別荘』

時は大正。
貧しい漁師には世にも稀なる美しい娘がいた。
漁師はその娘を海へ捧げる代わりに、
海の財宝を得たいと願う。
それを知った海神の世継ぎである公子は、
その娘と引き替えに、
金銀財宝を漁師に与えるのだった。
娘は海に流され、海底の宮殿へと送られるのだが、
そこで娘を待っていたのは・・・・

ここ「紋」では初お目見えとなる『海神別荘』。
浅野川の水面を眺めながら、
実はその底には別の世界があるのかもしれない…。
そんな眼でご覧になるのも趣です。
私達も楽しみなこの演目。
さて、公子と娘はどんなお顔を
魅せてくれるのでしょうか。

どうぞみなさま、お楽しみに!

両日とも30名様限定。
お申し込みの締切は8/28(日)となっております。

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Instagram -インスタグラム- スタート

私達紋では、オーナーである慎太郎ママ、かなざわ紋、そして和食紋のアカウントでインスタグラムを始めました。

・慎太郎ママのInstagramはこちら
http://instagram.com/ginza.shintaro

・「かなざわ紋」のInstagramはこちら
http://instagram.com/kanazawa_mon

・「和食紋 MON」のInstagramはこちら
http://instagram.com/washoku_mon

Instagramとは、写真を投稿するSNSなのですが、それぞれのアカウントで、その人の特色を生かした投稿が写真とともに公開されています。
毎日更新されていきますので、ご覧になってくださいね。
「かなざわ紋」のアカウントは、わたくし、一寿妓が。「和食紋 MON」こアカウントは、料理長の遠藤崇師が担当いたしております。
写真でわかりやすく「かなざわ紋」の魅力、金沢の魅力、和食の魅力を発信していけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

役者 野上 裕章さんの人となり

みなさま、6月に控えた『ひとり語りと舌鼓の夕べ』の前に、演者である野上 裕章さんにいろんなお話をお伺いいたしました。野上さんの舞台をご覧になっている方ならご存じの内容もあると思いますが、このお話をお読みいただき、またお芝居を観る新しい発見があれば幸いです。

ぜひ、ご覧になってください。野上さんのお話は、聞いているのが楽しいですね。

野上 裕章さんの人となり(http://utsuwa.co/news/13995/)
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6月特別公演 『ひとり語りと舌鼓の夕べ』

野上裕章さんによるひとり語りと、紋のお料理による舌鼓の会のお知らせです。



6月特別講演
『ひとり語りと舌鼓の夕べ』

① 6月24日(金)
② 6月25日(土)

両日とも
・お一人様15,000円(税込)
・30名様限定
※語りべ観覧・会席料理・お飲み物(ビール、日本酒、ソフトドリンク)込

18:00 開場
18:30 開演
19:30〜21:00 御食事

※お申し込みの締切は、6月19日(日)とさせていただきます。

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6月24日(金)のひとり語り
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泉鏡花作『絵本の春』

荒れ果てた屋敷町の裏小路、ある日、ひとりの少年「私」が、一軒の土塀から庭を覗いていました。視線の先には「貸し本」の文字。そこを、父親の友人である小母(おば)さんに見つかります。家に連れていかれて説教をされるのですが、その時、小母さんから聞かされた怖いお話に震え上がることに。しかし少年は、その話に出てくる美しい女性が営む、夜にしか現れない不思議な貸し本屋へと向かい、本を借りるのですが…。
新町・彦三町界隈を舞台にした、鏡花の少年時代を思わせる「私」の物語。原作は私たちには馴染みの少ない文語体ですが、語りで聞くと意外にスッと入ってくる、そんな〝ひとり語り〟ならではの面白さもお楽しみください。

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6月25日(金)のひとり語り
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藤沢 周平作『山桜』

武士の娘・野江は、最初の夫とは死別し、磯村庄左衛門と再婚していました。磯村家は金貸しを営んでいましたが、野江はその家風や、夫・庄左衛門ともソリが合わず、心には投げやりな思いを抱えていたのです。ある日、叔母の墓参りの帰り、美しく咲く桜に見とれ、その一枝が欲しくなって手折ろうとするのですが、わずかに手が届きません。すると一人の若侍が声を掛けてきて、桜を折り取ってくれます。偶然にもその若侍・手塚弥一郎が、以前、野江の再婚の際に持ち込まれた縁談のひとつの相手であったことを知ります。当時に想像していた恐い侍像とはまったく違う印象であることから、野江の心は少しずつ手塚へ。そんな中、思いがけない事件が起こるのです…。

どうぞみなさま、お楽しみに!

両日とも30名様限定。
お申し込みの締切は6/19(日)となっております。

有本空玄さんのろくろ

先月、ここ紋で個展を開催してくださった広島の陶芸家・有本空玄さん。力強く、そして志野をはじめとした美しい茶盌、ご覧いただけましたでしょうか?

そのろくろのご様子を空玄さんからいただきましたので、ご紹介します。手で回すろくろ、なんです。こうして作られた作品は、当ギャラリーでも販売させていただいておりますので、また見にいらしてください。

 

そんな有本空玄さんの人となり、合わせてお読みいただければと思います。ストイック、信念、気迫…そしてユーモア。素晴らしい方です。

有本 空玄 さん Vol.1